ゼロ秒思考を読んで即決即断力と情報整理能力を鍛え直す

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「結局、あなたはどうしたいの?」

「黙ってたんじゃわからない」

「『どっちでもいい』は意思表示じゃない」

そんなセリフを言われて、反論もできずにボロボロと涙をこぼす自分が嫌でたまらなかったとき、どこかで見かけたWeb記事で「ゼロ秒思考」を知った。9年ほど前のことである。

熱心に読んで、その日から1分メモを取り始めた。半年後には

「即決即断。自分の意見は筋道立てて話す。失敗したら即振り返ってPDCAをやり直す」

女になった。自分でも変わりようにびっくりした記憶がある。

メモを取る方法が「A4の裏紙+娘からもらったちびた鉛筆」から、「ipad+x-mind」になった今も「基本は即決即断」「情報収集は仮説を立ててから」「ここぞというシーンで口を開くときは感情を整理してから」は変わらない。

はずだったのだが…。最近、自分の思考を言語化する能力が衰えている気がしたのだ。

そこで、ゼロ秒思考を読み直すことにした。これは、そのときの読書記録だ。

1分間のメモ書きで自分の脳みそを整理する

まず、私がこの本のテクニックを使って目指すことろはこれ。

言葉を自由に、的確に使うことを目指す

(引用:ゼロ秒思考)

自分の脳みそに入っているモヤモヤを具体的な言葉にし、適当なシーンで的確に使えるようになることが目的。

これができるようになると、パニックになって言葉に詰まったり、感情に任せて喚き散らすようなみっともない事態が生じることが格段に減る。

(「感情が見えなくて冷たい」と謗られる確率は上がる)

A4の紙に1分間。箇条書きでメモを書くというテクニック

ゼロ秒思考で紹介されている思考整理テクニックが、1分間のメモ書き。

  • 制限時間は1分間
  • 1つのテーマに4つから6つ程度を箇条書き
  • テーマは些細なことでかまわない
  • 大→中→小と自然に遷移するように深掘りするのは可
  • ノルマは毎日10ページ

頭の中にある感情や考え、妄想に近いことまで全部メモに書いて見える化しようというものだ。

これが、思考の整理に抜群に効く。

頭の中で考えているだけの状態がいかに無力かわかる

このテクニックをやっていくと、頭の中で考えているだけの状態がいかに「考えているだけ」の状態なのかがわかる。

新卒で入った会社では「考えているだけは考えてない。言葉に出すか行動しないと考えているとはいえない」という意識高い系上司がいたのだが、わかる気がした(でも、あいつのことは嫌いだ。)

ゼロ秒思考にも

まず、思考と言葉の関係性について、強く意識してもらいたい。「思考は言葉によってなされる」ということ、そして「感情も言葉にできる」ということだ。
(引用:ゼロ秒思考 12ページ)

とあるが、思考も感情も言語化できる。言語化した方がメンタルにも気持ちいい。

また、言語化する過程で頭を使い、情報を整理するので考えていただけの状態よりも一段階上の思考に辿り着ける。

頭を使わない状況で成長することはない。考えて物事を整理し、問題点を解決していかなければ、気持ちも晴れることがない。

(引用:ゼロ秒思考)

脳みそが整理されるとは明確な意思を持てる状態になるということ

ゼロ秒思考の1分間メモが習慣になると、頭の中のモヤモヤがきっちり整理されていくのがわかる。

頭の整理ができるというのは、今何が大切か、大切でないか、今何をすべきか、しなくてもよいのか、常に明確にわかっているということだ。

(引用:ゼロ秒思考)

本にもあるように

  • 真に優先すべきこと
  • その理由
  • すべきではないこと

が腹落ちした状態で頭にあるので、何かアクションを起こす際にも迷わない。

たまに後悔の念が押し寄せてきても、作ったメモを見直せばすぐに後悔から立ち直れる。

再読・再実施することでサビた技術を磨き直す

再読後、きっちり計測しながらメモを取った。紙に鉛筆という最初に読んだ頃と同じ方法で。自分のメモ技術がかなり衰えていて驚いてしまった。

我が娘の不登校と不満しかない学校の対応、それに対する自分の行動について、Twitterでぼやくことが多かったのだが、自分の感情や考えを腹落ちするまで見つめていなかったのも原因だったらしい。

脳も筋肉と同じように鍛えられるのだとしたら、しばらくやっていくうちに勘所を思い出すだろうから、今日からしばらくは10分メモを続けていこうと思う。

もし、この記事を読んでいるあなたも優柔不断や考えのモヤモヤで悩んでいるなら、ゼロ秒思考のテクニックを続けることをおすすめしたい。

数日に一回サボる程度なら、半年も続ければ「本当に自分か?」と感じるくらいに判断力にキレが出るはずだ。

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